義母の「あわい」の日々2014/11/22

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月に1回の定例にしている義母の面会。
施設に入所して2年あまり。
体調もさほど悪くもならず、認知症もさほど進まず。
ずいぶん、落ち着いてきているようだ。

今日も施設に到着して義母の部屋まで行くと
ちょうど、別の部屋の人と食堂で待ち合わせしているところとのこと。
食堂まで、その人に断りに行くという。

ちょっと不安があったので、私も食堂まで同行する。
すでに何人かがテーブルについて談笑している。
義母は、その人たちに私を紹介する。
「次男のヨメです。今度、ここの施設で働きますから、よろしく。」
聞いている人たちも、「それはそれは、よろしくお願いします」

義母と話をする予定だった方にも挨拶。
やはり、義母は同様に私を紹介する。
私、仕方がないのでニコニコ「いつもお世話になっています。」

義母は座って職員さんがお茶を入れてくれるのを待とうとする。
私は職員さんに断って、義母には孫たちが部屋で待っているので
部屋に戻りましょうと伝えると、義母も少し戸惑ったが素直に部屋へ。

義母ひとりで食堂へ行っていたら、きっと座り込んで、お相手の方と一緒に
”いつものように”お茶と談笑が始まっていただろう。
なんだか、日常の楽しみにお邪魔してしまったような気がした。

義母はその後も、「この近くの家は見に行って来たの?」と聞く。
私たちが施設の近くに転居すると思っているのだろう。
転居して、この施設で働くと思い込んでいるようだ。

しかし、その他の話はけっこう通じる。
普通に受け答えするので、認知症とは思えない。
現実と非現実の間をいったりきたりしているのだろう。

施設入所後、しばらくは落ち着かなかった義母が今は落ち着いている。
毎日のように通ってくれている義姉と、施設の職員さんのおかげだと思う。
心から感謝です。

先日読んだ「痴呆を生きるということ」の本のおかげで
より義母のことが理解できるようになった気がする。.